宇宙を描く

昔々、はるか彼方の銀河で生涯を終えて、
今はもうないのかもしれない星たち。
そんな過去の時間を見ている私たち。

今日は、まるい宇宙を描きます。

7月→七夕→天の川、は分かったけど、
「急に宇宙っていわれてもねぇ」(苦笑)
みんな宙を見上げて困ったようす。

空の向こうの外側にある宇宙でも、
ビックバンとか、世界のはじまりとか、
自分の中の内側にひろがる宇宙でも、

見たこともない宇宙でいいんです。

曼荼羅などでも、
「普遍性」や「宇宙」をあらわすカタチ、
「まる」

そんな、何もない
まるい空間をみつめながら、
宇宙とスターの誕生です☆

ここから何十光年も先にあるかもしれない、
深宇宙のような、過去の風景のような、
光る星雲のような景色も広がり、

その人だけの宇宙が現れてきました。

みんなの中で何かが爆発したのか、
ダイナミック宇宙が
たくさん誕生しましたよ!

よーく見ると、無数の細やかな線が
張り巡らされていて、
これは電気をあらわしているそう。

森羅万象を想像させるような、
色とりどりの何かが回ってるよう♪

様々な線と形が、
星たちと交わりあって、
音もきこえてきそうな、幻想的な世界。

描きおわって、ふと気づいたら、

「自分が宇宙を描いてるとか、
 すっかり忘れてたわ!」

という方が多数 w

真っ暗な「まる」の中に、
ひたすら世界を描き続けた時間でした。。

今年の梅雨はホント雨ばっかりなので、
おうちで自分の宇宙を鑑賞しましょう^^
みなさま、ありがとうございました!

臨床美術

前の記事

水の流れの風景
臨床美術

次の記事

みずみずしいトマト