ハロウィンと立体かぼちゃ

ハロウィンが近づいてきて、
街中にかぼちゃがあふれる今日このごろ。
かぼちゃで個性を表現してみました。

いろんな大きさ・種類のかぼちゃをさわって
しきりに話題になっていたのが、
どっちが上なのか下なのか問題。

「え?こっちが上じゃないの?」
「いや、こっちだよ」
ツルの場所や花の位置について話したり、
ウラとオモテを行ったり来たり。

生っている状態でいうと、
左が下で、右が上、だそうです。

私はてっきり左のくぼんでいる方が上かと!
参加者の方から教えていただきました ^ ^

ということは、これって逆さまなんですかね

色とりどりのかぼちゃ作品が登場すると、
「わー!これ何でできてるの~?!」と
みなさんから興味深々の声が。

作品をよーく観察するとわかりますよ!

かぼちゃの表面のボツボツについても。。

これって、かぼちゃが若いころについた傷を
自分自身で修復したかさぶたみたいなもの
らしいですよ、とはなすと。

「かぼちゃも頑張って生きてきたんだねぇ」

手をそえて、かぼちゃに声をかける人。
「あんたもよくがんばったね!」

すっかりかぼちゃの気持ちになったところで、
かぼちゃを切っていると、

「今日も中身から描いていくんでしょ?」
みんなすっかり臨床美術に慣れてきて、
ナイス予定調和!

一生けんめい細胞分裂しながら、
ここまで大きくなりました。

そんなかぼちゃの力強い生き様を
デフォルメしながら形にします。

形の上に、果肉の色や、種の色、
味の色など、感じた色が何層にもなって
重なりあってゆきます。

かぼちゃのデコボコを感じながら、、
いろんな色の形が重なって、
どんどん変化していく色面。

色と形に迷いながらも、
みんなで夢中に制作しました。

いろんな生き様を感じるかぼちゃの誕生です。
勢いのある形やリズムが刻まれています♪

それぞれの人の感覚がギッシリ詰まって、
かぼちゃの中にその人のお人柄や、物語まで
感じさせる、色とりどりの作品になりました!

参加者のおひとりがお話してくれました。
「この1か月、調子が良くなくて全然外出
できなかったけど、今日は来たよ!」

楽しんでいただいて、私もうれしいです!

「また玄関がにぎやかになるねぇ」と、
作品をみてお話しながら、鑑賞会も終えました
こんなハロウィンもいいですね♪
どうもありがとうございました^^