アナログ・フロッタージュ

フロッタージュというのは、
表面の凹凸をこすりだす技法のことで、

コインの上に紙を置いて
鉛筆でこすったりする、
あれのことです。

ヒモでできた凹凸をこすって、
現れてきたいろいろな線から、
おもしろい形を見つけ出したり、

画面をぐるぐる回すと、
いろんなものが見えてきて、
手を動かしながら考えます。

いろいろな作家が描いた抽象画をみて、
感じたことをお話しながら、
意味を持つ以前の感覚に注目してみます。

色と形が重なりあって、
画面の変化を感じながら
描いていきます。

どこへ向かうのか迷いながら描く方、
没頭して終わりが見えない方、
シーンと集中した時間の後…

こすりだされた色と形が、
新しいリズムを刻んでいますよ♪

鑑賞会では、お互いの作品をみて
「何が見える?」という話題で盛り上がり、
描いた人には思いもよらないものも。

普段の生活では、
あまり描くことのない抽象画。
今日は一緒に体験できて楽しかったです ^ ^

ありがとうございました!