秋のサトイモ

秋の訪れと共に、
旬のサトイモをオイルパステルで描きました。

… と言いたいところですが、

数日前に手を骨折してしまい(涙)、
急きょ、ギブスの手でもいけそうな
サトイモに決定したのでした。

しかし、サトイモを虫メガネで観察すると…、
まるで火星の渓谷みたいな、
険しい景色が広がっているんですねー。

みんなで、虫メガネで観察をすすめます。
何が見えてきますかね?

サトイモの生い立ちやお料理についてなど、
みんなでお話をしながら、
では、味の色を選んでみましょう。

「・・え?どの味の色?」

私のムチャ振りなタイミングに、
困惑気味のみなさんが、
迷いながら選んでくれました。

そして、サトイモのおしり?
はこんな感じ。
険しい表情のお尻もしっかり描いていきます。

細かく刻まれたヒゲや凹凸。

サトイモを見るために用意した虫メガネで、
なぜかご自分が描いている画面の細部を
観察し始める方も。

ここまでサトイモを凝視することって
一体あるんでしょうか?
全員がサトイモと一体になった時間でした。

複雑な色の中に、
それぞれの個性が光る
なつかしい表情のサトイモたち!

ころーんと茶目っ気のあるポーズや、
どーん!とダイナミックな肖像画まで、
みなさんと一緒に鑑賞しました。

どんな味がするんでしょうかね?
見てると日本昔ばなしが流れてきそう♪

みなさま、ありがとうございました。

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